あだしの念仏寺
清滝道を登った先に現れるのがあだしの念仏寺です。
京都の中心街から行くなら京都バスの72号系統『嵐山・清滝』行きに乗って鳥居本停留所で下車。停留所から回り込む感じで下の道に出ると目の前にあだしの念仏寺の入り口があります。このバス道、清滝道と呼ばれていて、昔の愛宕山鉄道の廃線跡です。愛宕山鉄道は嵐山から清滝までの鉄路とその先愛宕までのケーブルカーからできていました。清滝道はその鉄路の跡です。太平洋戦争中に廃線になってしまいました。当時の駅のあった場所に今の停留所があるようです。
嵐山から行くなら徒歩で、渡月橋から突き当たりの嵯峨釈迦堂を左に折れ、道なりに宝筐院から二尊院の脇に出ましょう。そこを左に折れると二尊院、常寂光寺と続く嵯峨野の道ですが、そのまま直進します。両側に土産物屋がびっしり並ぶ「嵯峨鳥居本伝統的建造物群保存地区」「町並み保存地区」に出ますのできょろきょろしながら町並みを味わいましょう。更に道なりに進むと左手にあだしの念佛寺に通じる緩やかな階段が現れます。
パンフレットなどには「あだしの念仏寺」と書いてありますが漢字で書くと「化野念佛寺」。この方が通りがいいと思います。化野は東の六道の辻~鳥辺山一帯と並んで古の送葬の地でした。境内にはいるとびっしり並んだお地蔵様が目に飛び込んできます。テレビのドラマにも良く登場する風景です。これが賽の河原ならぬ西院の河原。圧巻です。
境内の手前側には仏舎利塔と二重の鳥居があります。西院の河原の隣には水子地蔵があって「やかましくさわぐな/質問・調査をするな/撮影・録画・録音をするな」という意味の張り紙があります。更に奥の竹林を抜けると墓地。観光的な面ばかり思ってしいまいがちですが、ちゃんと檀家さんもおられるようです。
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